SMAP、少年隊、嵐といった一時代を築いたグループが活動にピリオドを打ち、メンバーが脱退したTOKIO、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUNは活動規模の縮小を余儀なくされている。ジャニーズ事務所の創設者のジャニー喜多川氏が昨年7月に87歳で亡くなったこともあり、帝国の足元が大きく揺らいでいる。
そんななか倦まず弛まず活動を続け、今年結成25周年を迎えたのがV6だ。
”ジャニーズらしくないジャニーズ”

R2年9月4日、V6は結成25周年のメモリアルデーを迎えた。9月23日に発売された52作目の新曲「It’s my life/PINEAPPLE」はオリコン週間シングルランキングで初登場1位を記録。これで3作連続32作目のランキング1位だ。
25年で32作品が1位というのはすごい。しかし逆に言うと、20作がトップをとれなかった。これはジャニーズグループのなかでは珍しい。
25周年を恙なく迎えようと“解散危機”を脱したR2年。一方でそれまでV6を担当してきた名物マネジャーが異動したりなど、小さな火種は燻り続けていた。
そして、突然今日解散が報じられた。
11月1日のデビュー記念日をもって解散
ジャニーズ事務所の人気グループ「V6」の森田剛(42)が今秋にも同社を退所する意向を固めたことが週刊文春の取材で分かった。同時に昨年デビュー25周年を迎えた「V6」はグループとしての活動に区切りをつけ、R3年11月1日のデビュー記念日をもって解散する。
トニセンは存続、カミセンは活動終了
メンバーの森田剛は、11月1日以降、ジャニーズ事務所を退所。坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、三宅健、岡田准一は、引き続きジャニーズ事務所に所属し、個人で活動する。
また坂本、長野、井ノ原によるグループ内ユニット「20th Century」は存続、森田、三宅、岡田の「Coming Century」はV6の解散をもって活動を終了することが発表された。
V6よりご報告
V6よりご報告
ファンの皆さんへ
いつも応援してくださる大切なファンの皆さんに僕たちV6からお伝えしたいことがあります。
1995年11月1日にV6としてデビューし、誰一人欠ける事なく25年間走り続けてきました。どんな時でも皆さんが惜しみなく送ってくれた声援に支えられ、ひたすら前を向いてきました。
男だけの集まりですから、ぶつかり合うこともありましたし、会話がなくなることも多々ありました。でも、今になって強烈に思い出すのは、冗談を言い合ってはしゃいだ日々と、ファンのみんなの笑顔です。
この思い出は、一生消えることのない僕たちの宝物です。
僕たちは、2019年の春頃から、自分たちの人生について深く話し合うようになりました。何度も6人だけで話し合いを重ね、それぞれが一人の男として、大きな決断をすることとなりました。
突然のことで驚かせてしまうかもしれません。悲しませてしまうかもしれません。でも、とても大事なことなので、自分たちの言葉で皆さんに伝えます。
僕たちV6は、2021年11月1日をもちまして、解散します。
まだまだ落ち着かない日々が続く中、このような報告をさせていただくことをどうかお許しください。
この決断は決して後ろ向きなものではなく、僕たちがより成長し、次のステップに進むためのものです。
僕たち6人が築き上げた、他人でも友達でも家族でもない、特別で大切な関係。
それをいつも笑顔で見守ってくれる皆さんとの絆は、今後も変わることがないと信じています。
今もなお、メンバー同士、冗談を言い合える日々が続いていることに感謝し、残された時間を大切なファンの皆さんとどう過ごしていけるのか、日々話し合っていきたいと思います。僕たちの気持ちは一つです。
新型コロナウィルスの影響により、世界中で困難な状況が続いております。表現者として、V6として、一人でも多くの笑顔を増やせるよう努めてまいります。
最後になりますが、V6を愛してくれてありがとうございました。
見守ってくれてありがとうございました。
まだまだ、僕たち6人にしか出来ないことを追求していきます。
懲りずに応援していただけたら幸いです。
心からの感謝を込めて。
1995年にデビュー
V6は1995年に「バレーボールワールドカップ」のイメージキャラクターとして結成された6人組。
グループ名の“6”部分はメンバーの人数を指しており、“V”には以下のような複数の意味があります。
V6の“V”に込められた意味
- ①volleyball(バレーボール)
- ②victory(ビクトリー)
- ③visual(ビジュアル)
- ④versus(バーサス)
- ⑤veteran(ベテラン)
上記以外にも言われはありますが、ご紹介したものが代表例となっています。
今でこそジャニーズが同大会のスペシャルサポーターを務めるのは定番となりましたが、V6はその発祥です。
同年9月4日にデビュー記者会見が行われ、11月1日に『MUSIC FOR THE PEOPLE』でCDデビュー。
さらに、翌年1996年には『春の高校バレー』のイメージキャラクターを務めました。
1995年11月1日に「MUSIC FOR THE PEOPLE」でデビュー。デビュー25周年を迎えた2020年11月1日にはV6の聖地・国立代々木競技場第一体育館で配信ライブ「V6 For the 25th anniversary」を開催し、演出にこだわりを見せた大人なV6の歌唱とパフォーマンスを披露していました。
森田剛と宮沢りえの馴れ初め
V6の森田剛さんと、女優の宮沢りえさんは2018年3月16日に結婚しています。
結婚後も変わらずラブラブな2人ですが、交際中もかなりオープンなお付き合いをしていました。

2人が出会ったのは2016年にさかのぼります。
故・蜷川幸雄さんの演出した追悼舞台「ビニールの城」で初共演を果たし、これがきっかけとなり交際に発展しました。
舞台稽古が始まった当初から、2人の親密っぷりは噂されていました。
関係者によると、森田剛さんが宮沢りえさんの頬に触れるシーンがあるのですが、やけに生々しさが漂っていたそうです。
そして同年10月には週刊誌にてお泊まり愛がスクープされ、2人の交際が公になります。
沖縄旅行や舞台デートを目撃
お泊りデートのあとには沖縄旅行へ向かう様子も目撃されています。
宮沢りえさんは白いノースリーブシャツにデニム、森田剛さんはシャツとデニムというラフな格好で、変装もせずに堂々と飛行機に乗り込んでいます。
機内でも終始ラブラブな様子で、所属事務所「もプライベートは本人に任せている」と否定しませんでした。
さらに宮沢りえさんが主演映画『湯を沸かすほどの熱い愛』の舞台挨拶で交際質問に対し何も答えなかったものの、その日の夜にはシアターコクーンでデートしている様子が目撃されています。
2人は舞台『るつぼ』を仲良く鑑賞し、森田剛さんの車にのって宮沢りえさん宅に帰宅していきました。
出演者たちもステージから2人を見つけてかなり驚いていたといいます。
2018年に結婚発表
2018年3月16日、V6森田剛さと宮沢りえさんはマスコミ各社に結婚報告をしました。
直筆の署名入りの文書を提出し、森田剛さんはファンクラブ会員向けにも封書を送付しています。
これからは家族としてお互いを支え合い、刺激し合いながら、豊かに、大切に時を重ねていきたいと思います。
そして、表現者として志高く歩んでいきたいと思います。どうか、温かく見守っていただけましたら幸いです。今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
引用元:FNNプライム
約1年半の交際を経て晴れてゴールインした2人に、祝福の声が相次ぎました。
この結婚でV6は4人が既婚者となり、全員妻が女優さんということも話題になっていました。
V6解散の後押しは宮沢りえか。
森田が独立を決意した背景には、2018年3月に結婚した女優の宮沢りえの後押しもあったという。ジャニーズでは16年末にSMAPが解散し、昨年末には嵐が活動を休止。TOKIOは会社組織となり、少年隊もグループ名だけを残してメンバー2人が退所している。
引用:©AFLO(文春オンライン)
役者業に専念したいと兼ねてから思っていたみたいなので、それを家族で相談して後押しされたのでしょうか。